確定申告による住宅の減税手続き[2022入居](2)
引き続いて、確定申告の手続きについて、簡単に流れを説明いたします。
ひとことで表現すると、
個人が住宅の取得などをした場合、年末の住宅ローンの残高の合計額を基準として計算した金額を所得税から控除(マイナス)する仕組みです。
この住宅ローン減税の確定申告の手続きは、住宅に関係する必要書類を集めて税務署に提出するということになります。
必要書類のうち共通の書類
これらの基本書類に加えて、「住宅省エネルギー性能証明書」などを提出していただければ、当てはまる優遇措置を受けられることになります。
ちなみに、省エネ基準に適合する場合は、「エネルギー消費性能向上住宅」という認定住宅等の区分になるそうです。たいへん紛らわしい名称で覚えられません。
それで、事前に申告書をあらかじめ作成しておけば、ただ書類を確認して渡すだけなので、慌てずに手続きが進みます。
なお、ここでは住宅の分野にしか触れていませんが、確定申告では多くの要素が絡んでいますので、それぞれの状況によって異なる結果となります。
また、個人の損得に関わることですから、最終的にはご自身の判断で手続きを進めていただくことになります。
専門家の手を借りるということも一つの方法ではありますが、興味を持って自分で考えることも必要と思われます。
※本稿では基本的な手続きの概略を紹介しました。
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